〇物は見えなきゃ使わない

洋服のアイロンがけ。
ちょっと面倒な家事TOP3くらいには入ってくるんじゃないでしょうか。
そう思ってネットで少し調べてみると「面倒な家事ランキング」なるものも出て来まして、しっかりランクインしていました。
自分の中では、１位　排水溝掃除、２位　アイロンがけ、３位　お風呂掃除　です。

ただアイロンがけに関してはですが、正直、その作業をしている時間は嫌いじゃないんです。
しゅわしゅわ鳴る水蒸気の音と、ほんのりとした温かさ、シャツのシワを駆逐していく達成感は、むしろ好きな部類に入るかもしれません。

じゃあどうして面倒に思うのか、考えてみました。
これはどの家事にも言えるかもしれませんが、やるまでの準備が、一番面倒なんだなと。
料理だって、某番組みたいに器具も食材も調味料もそろっているキッチンに立ったら、割と楽しい気がします。


さて、本題のアイロンがけ。個人的に億劫なところはこのあたり。
・収納場所からアイロン台とアイロンとスプレーを出す。
・コンセント近くにスペースを確保。（且つ座って作業が出来る場所）
・長時間座ったまま、腰を曲げつつ、シワと格闘
・終わった後また収納場所に仕舞う。

何かを始める時、一番のハードルは準備。それさえ乗り越えればその後はやるだけ。


なので、出しっぱなしにしてみました。

それが一番シンプルで、効果がありました。

生活感が出る、見栄えが悪い、片づけないなんてだらしがない。このアイロン台は、そんな言葉とは無縁です。

「物は見えなきゃ使わない」
見せる収納ブームに乗って、これからのアイロン台は、実用的なおしゃれ家具に。






〇デザイン性と機能性の両方取り


「ビーチウッド」とは、日本語で言うとブナのこと。
強度があって、虎斑という独特な模様がある木材です。

素朴でナチュラルな色合いは、北欧の雰囲気を感じることが出来ます。
コットン100％のカバーはどの柄もシンプルで使いやすく、どんなインテリアにも調和します。

「北欧の雰囲気」という言葉を聞くと洋室とだけ合うように思われるかもしれませんが、実際は畳の和室にも馴染みます。

私の家は和室なのですが、畳の部屋でこのアイロン台を使ってみるととてもしっくりくるデザインでした。

どうしてこんなに和室に似合うんだろうと疑問に思い調べてみると、なんとブナ材は古くから日本でも馴染みのある素材で、平安時代では漆器の材料としても使われていたそうです。
和室に置いても違和感が無いのは納得ですね。

椅子やテーブルにも良く使用される木材なので、脚の強度も折り紙付き。
以前使っていたアイロン台は脚の部分が金属で、出し入れの度に「ガシャン、ガション」と指を挟み掛けながら折りたたまなくてはいけなかったのですが、こちらは台の裏のフックに引っ掛ける仕様。
折りたたんだ場合も厚さは約6～7?、ちょっとした隙間や壁に立て掛けただけでも様になります。

この台の薄さ、熱に強く丈夫なメッシュスチール構造なのですが、何よりスチームの通りが良い。
普段はスチームを使うとどうも台と服がしっとりしてしまうのですが、これだとシャツもふわっとパリッと仕上がりました。

Lサイズの方には、アイロンやスプレーを収納できる引き出し式のスタンドがついています。
材料も環境も準備された、某お料理番組みたいな状態が目の前に。
それが、毎日のアイロンがけがちょっと楽しくなる仕掛けです。






〇スタイルは自由自在

最近はテーブルと椅子で生活するの家庭も増えてきて、「正座でアイロンをかける」という時代でもなくなってきました。
脚の長い、スタンド式のアイロン台を見かける機会も多くなりましたね。
私もアイロンとか、ミシンとか、立ったまま出来ると格好良いなあという憧れがあります。
ただ、「立ったままでしかできない」のも何かと窮屈ですよね。

このアイロン台を使ってて嬉しかったのは、その辺をその時の気分で直ぐ変えられるところです。

Lサイズは高さが4段階、低い方から50?・65?・76?・82?で調整できます。
オーソドックスに畳やカーペットの上でももちろん出来ますし、普段使っている椅子やソファに座りながらなら、足腰への負担も軽減できます。

Sサイズは高さ調節が2段階、低い方から21?・37?。
形は正座一択のようにも思えますが、テーブルの上に置く事で椅子に座った状態でも立ったままでもアイロン掛けが可能です。

ただ、個人的にはこれってもう一段階あるんじゃないかなと思っていて。
脚を畳んだ状態で、テーブルの上に置く、それだけ。
自宅のいつものポジションでテレビを見ながら出来る、これは結構楽だったのでお勧めです。

スタッフの中では、ソファや椅子に座りながらのスタイルも人気でした。

先述した通り高さ調節はフックに引っ掛けるだけなので、変えたい時にサッと調整できるからこそ実現できるバリエーションですね。





アイロン掛けは、洋服のシワを伸ばすだけじゃありません。

新型ウイルスの流行で、いまや私たちの生活の中で欠かせないものとなった「除菌」。
実は、アイロンの熱を使ったお家で気軽に安全に出来る消毒・除菌方法があるんです。

アイロンの熱は80～120度ほど。
マスクや衣類が完全に乾くまでの間、しっかりと熱を当てれば効果的に消毒効果を得られます。

また、梅雨や夏場など、生乾きの間に増殖し嫌な匂いの原因にもなる雑菌の防止にもなりますよ。


和室洋の室どんな部屋にもマッチする、BIERTA Ironing Board。
かつて欧米の木製アイロン台の持つ味、インテリア性の高さに惹かれたのだそう。
「そのイメージを日本サイズにして開発を進め、10年越しで出来上がった一品です。」と、社内でもかなり思い入れのある商品です。

選べる柄は、Lが4種・Sが3種。綿100％の柔らかく通気性の良いカバーです。
和室洋室どんな部屋にもマッチする、BIERTA Ironing Board。
このアイロン台と一緒に、面倒な家事がいつもよりちょっと楽しい時間になれば良いなと思っています。



ブランド｜　BIERTA

　寸法　｜　約 W750×D360mm
　　　　　　　 H370mm,H210mm　※２段階調整が可能。

　　　　　　約 W750×D360×H60mm（収納時）

　材質　｜　本体：スチールメッシュ(粉体塗装)
　　　　　　クッション材：ポリエステル
　　　　　　脚部：ビーチウッド(ブナ材)
　　　　　　カバー：綿100％